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ゼンマガvol.2 未公開文 by HI-KUN ("caba interview")

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ゼンマガvol.2 未公開文 by HI-KUN ("caba interview")


zenterprise magazine vol.2 "CABAinterview"内で文章を書いてくれたヒー君の雑誌では載せきれなかったフルバージョンです。

子供の頃、同級生の弟という関係から
幼い頃からの知り合いで
... 一緒に滑り、一緒に笑い、食べて、飲んで呑んで・・・

よく「同じ釜の飯を食った仲」と言うが自分にとって彼
(キャバ)は、そういう仲間の中の親友の一人です

約28年前、今ではあまり考えられないだろうけど
スケートをしている人口は凄く少なかった
板もトラックもウィールも
売っているお店がないので
大きな街まで大金をにぎりしめ
電車で1時間以上ゆられて行き
たぶん人生最初の高価な買い物だったと思う

だから一緒にスケートして
汗かいて笑いあえる仲間は
とても大事だったし大切だった

古い話ばかりで申し訳ないけど・・・

当時
幼き頃からの同級生
PARTY103の英さん達と共に
先輩に見せてもらう
スラッシャーマガジンの
写真を見ては一喜一憂し

今の時代の様にネットでスグ!
ではなく
たぶん一年ぐらいはタイムラグのある
アメリカの色んな大会やスケートチームのビデオを
それこそ擦り切れるまで
毎日の様に皆で見て
大声で歓声をあげ、親におこられていた
技の名前なんてわからないので
自分達で勝手にあだ名ように付けて呼んでいた

その後
キャバがそのスラッシャーマガジン
(1988年3月号)に載り、かなり驚いた!

アメリカに修行や仕事で行くたび
土産話に最新の情報や最新の技を話してくれるばかりか
キャバは目の前でやってくれたりしてたのを
驚きの眼差しでみていた

改めてキャバのスケートに対する
吸収力と探究心と集中力と
怪我で体をボロボロにしながらも
滑り続ける努力と根性はすごい、本当にすごい!

自分は写真の勉強をしていた頃
スケートボードに出会い仲間が出来て親友が出来た
自分も滑っていたし
カメラを年中持って行っていた訳ではないので
いつも皆一緒に居た割にはスケートしてる写真が少ない…

今となっては『もっと本気で、もっとたくさん
写真を撮れば良かった…』とも悔やまれるが
もっともスケートに夢中だった
あの頃の自分には無理だった

あの時代に
スケートボードとカメラの事を好きにならなければ
今ほど、この世界を見てこなかったかもしれない・・・

写真は色あせていくけれども
先輩や後輩、仲間や親友と過ごした時間は
20数年経っても、鮮明な色で記憶の中にあるし
自分にとって
とてもとても幸せで貴重な時間だったんだな…と…

そしてこれからも彼等と過ごしていける
ありがたさに感謝しながら
古い話は終わります

最後まで読んでくれてありがとう

thanks "HI-KUN"
HI-KUNの生み出すgreenray photographyはこちら
http://ameblo.jp/greenrayphotography/

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